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★Bさん父子のプロフィール★

Eビザを持ち駐在員としてニューヨークにお勤めのBさん。そろそろ日本帰任が近づいてきました。しかし、Bさんが帰国した後も、高校生の息子C君をこのままアメリカの学校に通わせたいと考えています。

Bさんの家族としてE2ビザを持っていたC君がまず行うことは E2からF1ビザ(学生ビザ)への滞在資格変更。フォームI-20を学校から取り寄せ、移民局に申請変更手続きを提出し、無事にF1ビザの許可をもらうことができました。

移民局からのF1ビザ許可が取れたら、次はいよいよビザスタンプ取得です。C君の場合、(1)日本に帰り東京の米国大使館に申請を郵送して取得する (2)カナダの米国大使館で面接を行い取得する、の2つの方法がありましたが、今回は時間のかからないカナダでの取得を選択しました。場所はオタワ。前回の体験談でお知らせしたモントリオールと同じく、インターネットを通じて申し込み行い、2003年1月7日に面接の予約をとることができました。(面接の予約の申し込み方法については「ビザスタンプ取得の旅  In Montreal」をご覧ください。 また、このページの最後に、Bさんからいただいた、オタワでのビザスタンプ申請時の注意事項を載せてあります。是非参考にしてみてください。)

1月6日、いよいよ出発です。お父様のBさんも会社を休み、C君に付き添って厳寒のオタワまでやってきました。(これはBさんの体験談です。)

 

 

2003年1月6日

夜にオタワ入り。大使館から徒歩10分のQuality Hotel Down Town。街の中心部まで
徒歩圏にあり、宿泊料金はUS$70と安いのに設備も問題なく、おすすめホテルです。

 

 

2003年1月7日
8時30分 

Embassyに到着。わずか徒歩10分とはいえ、華氏5℃の寒さでは、かなりきつい。
外の守衛詰め所で小型電子機器(携帯電話、デジカメ)がまず押収された。
厳寒の中、2人が先に来て並んでいたが、1人ずつ順番に建物に入れてセキュリティチェックをするため外で数分足止めされた。中に入ると空港と同様のチェックを受け、ここでノートPCが押収。

 



8時45分 ↑オタワの米国大使館。左下に小さく写っているのがC君です。

ようやく受付に到着。名前を告げる。ルールでは15分前より早く来ても入れないはずなのに、なぜか既に20人以上が座って待っていた。
待合室に入ったらすぐ7番窓口(Cashier)でFee$100を支払う。
まさに病院の待合室の様な光景。窓口が7つほどあり、1番と2番がインタビュー、3番と4番がチェックイン(書類提出)窓口。

9時15分 

待つこと30分、ようやく呼ばれて4番窓口でチェックインを行う。
愛想のよいおばさんだった。ここでは書類を出すだけ。
そしてまた待合室のベンチで待機する。どうも2番窓口のインタビューの方がスムースのようだ。
1番窓口のインタビューは時々大声でやりとりしたりして、なぜか時間がかかっている。

10時45分 

チェックインしてから、待つこと1時間半、ようやく呼ばれて1番窓口へ。
Julieという名の、コワ面のたくましいおばさんがぶっきらぼうにいきなり質問を始めた。
横柄な態度で事務的な質問がいくつかあった後、突然つっけんどんに、「必要性がない。必要ない人にはVisaは出さない。」と言われてしまった。
こちらの説明には一切聞く耳をもたないという感じで、内心あせりが出てきたところに、
突然なぜか「待っていろ」と言い残して、インタビューは水入り。

11時15分 

そのまま窓口でたたずむこと約10分、Julieが戻って来てインタビューが再開。
先程の発言がなかったかのように、私の職業や息子の学校に関して再び事務的な追加質問を繰り返し、その後PCに向かってやおら手続きを始めた模様。
こちらは一体何がどうなっているのやらさっぱり現状把握ができないまま、とにかく手続きが進んでいるようなのでひとまず安心。

11時30分 

事態が再度急変。ISEASデータベースに息子が登録されていない(学校が登録すべきもの)ので、VISAは発給不可能と宣告された。
学校にコンタクトをとり登録してもらってから、大使館に再度出頭せよとのこと。
しかし学校はまだ冬休み中であり、学校に電話しても誰も不在。万事休す、もはやこれまでと半ばあきらめの心境に陥る。Julieに事情を言うと、「Eメールを学校関係者何人かに送るから、運がよければ誰かから応答があるだろう。なければそれまでだ。もう帰れ。」と宣告され、肩を落として大使館を後にする。
時刻は12時すぎ、他のVISA申請者はとっくにおらず私達親子だけとなっていた。
(注:ISEASデータベース-学生ビザ保持者を管理するシステム。現在はSEVISというシステムに変更されています。)


1時30分   

意気消沈してまずい昼食をとり、ホテルに戻るとなんと、奇跡が待っていた。
Julieから留守電が入っており、折り返すと、Eメールの応答があったとのこと。
それも校長先生からだった。実はあまり奇跡でもなく、校長先生だけは、学校の敷地内に自宅があり、職場も兼ねているのだ。ただ、校長先生はカゼで体調を
崩していたため外出していなかったこと、またタイミングよくすぐにメールをチェックしてくれたことは大変ラッキーだった。「いつでもVISAを発行できる。」とJulieに言われて、トンボ返りで大使館へ戻った。

3時すぎ  

待合室で待つこと約1時間、一時はダメかと思っていたVISAはこうして取得できた。
Julieは相変わらず横柄な態度ながらも、上機嫌。Eメールを出すというアイデアは、東京の大使館ではできないだろうと盛んに自画自賛。ようやく帰っていいと言われて、こちらは平身低頭でそそくさと退散。こんなにコワイおばさんはこれまでお目にかかったことはない。


5時すぎ  

国会議事堂周辺を散策してからホテルに戻る。日中は華氏20℃まで上昇していたが、夕方から急速に冷え込み、1時間程度散策するのが限界。粉雪も降り出した。
       
とにかく、寒い街でした。観光客もまばらで活気に乏しく、翌日は国立美術館に行きましたが、超閑散で、タダでゆっくりと鑑賞できたことが今回の唯一の楽しみとなりました。もう冬のオタワには来たくないです。

 

以下はBさんからこれからオタワでビザスタンプの申請を考えていらっしゃる方へのアドバイスです。

 

@持参資料について:職業や所得に関して、どんな質問をされるか分からないし、用意した資料が証拠採用されない可能性もあるので、説明資料はできるだけいろいろ持参した方がいいでしょう。(私の前にインタビューを受けた中国系の夫婦は、ハイテク関係の職業でしたが、担当官に仕事の内容を分かってもらうのに随分苦労してたようです。また、私の場合も、勤務先がどれほどの規模の企業なのか聞かれました。彼らは日系企業のことなど全く分かっていません。)

A面接の心得:担当官は要するにお役人です。手続き面や要件面での不備事項がもしあった場合は、いくら頼み込むんでもダメなものはダメなので、拝み倒すよりは、別の説明方法や代替可能な証拠物件がないかどうかとっさに考えをめぐらす方が得策で
しょう。とにかく柔軟な受け答えができるようリラックスして面談した方がいいでしょう。

B出頭時刻について: オタワに関してはまじめに15分前に行くと、かなり順番は遅くなるようです。同一時間帯に20人程度、午前中の全受付時間帯で合計50〜60人のアポが入っているようですが、私が朝一番の9時のアポで、時間通りにいったところ、既に約20人が先に来ていましたから。

    

Bさん、Cさん、お疲れ様でした。そして丁寧な体験談をどうもありがとうございました! (上記体験談はほぼ全てBさんの文章をそのまま引用させていただきました。)

 

※ ご注意

この体験談は2003年1月時点での体験をもとに書かれています。実際のスタンプ取得のプロセスは予告なく変更になる場合がありますのでご了承ください。最新の情報につきましては、下記サイトでご確認ください。

カナダでの面接の説明:

http://travel.state.gov/tcn.html

カナダでの面接予約:

https://www.nvars.com/use/wWelcome.jsp

 

★また、2002年11月1日より、メキシコ、Ciudad Juarezにあるアメリカ領事館でのメキシコ国籍をもつ人以外のビザスタンプ申請は受理されなくなりますのでご注意ください。

 

★この体験談ではFビザ(学生ビザ)スタンプ取得についてお知らせしておりますが、弊事務所では原則としてFビザ取得のお手伝いはしておりません。ご了承ください。

 

 

 

 

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